2013年9月30日月曜日

クロアチア旅行記① 出発~ザグレブ到着

今回の旅がなぜクロアチアだったのか?!

みなさんに聞かれる素朴な疑問ですが、
実は私の知り合い女医さんが、大のクロアチア好きで、もう何年も前から出かけられています。
何度も写真を見せていただく中で、
私もいつしかクロアチアに行ってみたい!という思いがムクムクと膨れ上がっていたのです。

ツアー旅行が苦手なので、クロアチア方面に強い某旅行会社さんに、航空券とホテル、
現地での送迎のみをお願いし、 あとは完全フリーの個人旅行という形態で行ってきました。

まずクロアチアの場所ですが、アドリア海を挟んでイタリアの対岸東にあります。


















クロアチアへの直行便はないので、どこかで乗継をすることになりますが、
今回私たちはルフトハンザ航空を利用し、フランクフルトで乗り継ぎました。



















せっかくなので、ドイツビールでも…♥
と言いたいところですが、お酒に弱い私はピーチティーにしました。

それからクロアチア航空に乗り換え、2時間弱でクロアチアの首都、ザグレブに到着です!

空港には、ちょっとマッチョなおじさんが迎えに来てくれていました。
ザグレブでのホテル、「リージェント・エスプラネード・ザグレブ」までは渋滞もなく、
おじさんの車で20分ほどで到着しました。
途中、車窓から眺める広い道路と夕暮れがきれいで、あぁ~海外に来たんだなぁと実感しました。

さて、「リージェント・エスプラネード・ザグレブ」は、オリエント・エクスプレスの乗客のために1925年に建てられた歴史ある老舗ホテルです。

























ホテル内やお部屋にも重厚感が漂っています。





















お部屋の窓を開けると目の前にはこんな景色が!




















ズームで撮影すると、すぐ近くにあるザグレブ中央駅前のトラム乗り場がよく見えました。
青いトラムが街並みによく映えてますね。



そんな素敵なホテルに到着して、ウキウキしていたのも束の間。
長距離移動のせいでしょうか?急にどっと疲れが出てしまいました。
何とかザグレブ中央駅まで歩いていき、ATMで現地通貨のKn(クーナ)を引出しましたが、食欲もなくふらふらです。
以前プラハで、気分不良のため動けなくなった悪夢が一瞬頭をよぎります。
大丈夫かな~??


ホテルはライトアップされ、夜の外観もまた趣がありましたが、
私はそれを満喫する余裕もなく、その晩は早めに就寝しました。
続く・・・

2013年9月24日火曜日

クロアチア旅行記 coming soon!!

先日、クロアチア旅行より無事に帰国しました~(^_^)/

「クロアチアってどこ…?!」
そう思われた方も多いかもしれませんが、
クロアチアはアドリア海を挟んでイタリアの対岸東に位置します。

「小さなウィーン」とも称されるクロアチアの首都ザグレブ。
ターコイズブルーに輝く湖と滝でマイナスイオン溢れるプリトヴィツェ湖群国立公園。
紺碧のアドリア海とオレンジ色の屋根が重なり合うドブロブニク。

三都市巡って、胸いっぱいたくさんのものを吸収してきました。

ハプニングから嬉しいサプライズまで、
順次クロアチア旅行記をアップして参りますので、乞うご期待ください☆

2013年9月1日日曜日

鶴林寺 「あいたたの観音様」 を訪ねて

兵庫県加古川市に鶴林寺というお寺があります。
587年に聖徳太子が創立を命じられたそうで、とても古く由緒あるお寺です。

数年前、加古川を離れるときにお参りしてから、久しぶりの再訪です。




















ご本堂だけでなく、太子堂(1112年)も国宝。
























三重塔(室町時代)は県指定文化財です。
























境内は広く、ゆったりした気分で散策していると、菩提樹の実がなっているのに気づきました。



















鶴林寺には沙羅双樹もあります。
どちらもお釈迦様の木ですね。


すっかり心が静かになったところですが、私が鶴林寺を訪れたのは最大の目的は・・・
通称「あいたたの観音様」、白鳳時代の金銅聖観音立像にお会いするためです。

あいたたの観音様は、宝物館に所蔵されていますが、
新しくきれいな宝物館が新設されていました。
(奥の建物がそうです)




















あいたたの観音様の名前の由来ですが、とても面白い逸話があるんです。
『昔、盗人がこの観音像を盗み出し、溶かして一儲けを企んだものの観音像は溶けず、
今度は叩いて延べ板にしようとしたところ、
叩くたびに観音様が「あいたた」と言われたため、盗人は驚いて観音様を返して改心した』
というものです。

この逸話も気に入っているのですが、
実際の観音様のお美しいこと!!
とてもすらっとした立ち姿、右に腰をひねっていて、素晴らしい曲線美です。
お顔は切れ長の目で少し微笑んでおられます。

























初めて拝見した時、とにかく強く心を打たれたのを覚えています。
それまで観音様には全く興味がありませんでしたが、
鶴林寺のあいたたの観音様には特別なオーラがあります。
美しく優雅で、私はすっかり見とれてしまいました。
時間がいくらあっても足りないくらいです。

この美しさは世界にも評価されているとのこと、
機会のある方は、是非ご自分の目でご覧になってみてください!

加古川市は三ノ宮から30分くらい。
一級河川の加古川が流れる東播磨地方の中核都市です。